車が欲しくなってきました。ただ、調べようと思っても情報が少なすぎるんですよ。
中古車を買いたいと思ったのに…
そろそろ車でも買おうかな、買うなら中古車が良いな、と思って情報収集を始めました。調べてみると中古車ってかなり奥が深いんですよね。
新車に比べると値段の決まり方がかなり複雑で、走行距離、色、車検時期などなど考慮することが山ほどあるんです。
新車だったら色で値段が変わることなんてそうそうないでしょう。
でも、中古車は『人気度』によって値段が変わるから、定番の白黒シルバーが高価になりやすい場合が多いんです。
まとまった情報源を手に入れられない
さて事件が起きました。ネットで大まかなことは調べ終えたんで、本を読んで体系的に知っていこうかなーと思った矢先のこと。
いつも通りAmazonで本を検索しようと思ったら、『中古車』に関する本ってほとんどないんですよ。数少ない本もほとんど中古本で、新品ではもう取り扱ってないみたいです。
おかしいですよね。自動車って人々にとってはかなり身近なものであって、それに対する需要だって多いはずです。それなのに本が出てないって、おかしいじゃないですか。
小さい本屋に行っても『カーバイク雑誌コーナー』はちゃんとあるくせに、中古車に関する本がこんなにも少ないのって変だと思うんです。
二つの圧力の仮説
自動車メーカーから中古車販売業界への圧力
調べても一向に情報が得られないとき、自動車メーカーで働いている友人の言葉を思い出しました。
『中古車業界は自動車メーカーの商売敵だから』
自動車業界っていうのは日本の基幹産業であって、そこからなんかしらの圧力でもかかっているのでしょうか。ちきりんさんレポートによると自動車産業の市場規模が44兆円に比べて、中古車販売は0.4兆円しかないんですよね。44兆円は海外がほとんどだと考えても、中古車販売は利ざやが小さいと仮定しても、圧倒的に小さすぎる。
でも、これって真理から外れている気がします。多分次の考え方の方が正しい(と私は思っている)。
中古車販売から出版社への圧力
ネットで検索していると、『中古車ディーラーに騙されないために』といった文言をよく見ます。『あー、これかなー』って思いましたね。多分これが原因で本も出せないんじゃないかと思うんです。
消費者である私たちが正しい選び方を学んでしまったら、中古車販売店はもう不当な値上げができなくなってしまいます。ここに圧力があるんじゃないかと思うんです。
現に数少ない中古車販売の本には、『掲載拒否を跳ね除けて』という類で書かれていました。売り文句かもしれんけど、そういう圧力はやっぱりあるのかもしれません。
今回は私の壮大な妄想でしたが、実際のところ『中古車の選び方に対する本を売ることができない理由』って必ずあります。
都会でも一つの家庭に一台はある車、田舎だと一人一台はあるという車。そんな大量の車の買い方を知りたい人って私の他にも山ほどいるはずです。
何より高い買い物ですし、買い方を学んだときの金額への影響力もかなりでかい。本を出したら、儲かると思うんですよね。
それなのに本がないのって、何だか業界の闇を感じるんです。情報を、出して欲しい。