学生時代に、当時の彼女(今の奥さん)と行ったトルコの旅行記。旅先で記録していたEvernoteの日記に添えて、今の気持ちを「あとがき」として書いていこう。
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夫婦トルコ旅行の6日目|世界遺産カッパドキアの洞窟ホテルが予想を超えて最高だった
地下都市
この日は、前日にお話ししたメガネ夫妻から教えてもらった「支払い検定」というアプリをやった。
100万人が遊んだ定番アプリ!
あなたのお財布、いつも小銭で溢れていませんか?
一見不思議な払い方をして、お釣りにきれいな数字が並んだ瞬間。店員さんの「なるほど」という顔……。一度体験すると病みつきになります。
面白くて実用的。ちなみに5,50を使った買い物が苦手だ。
そのあとは地下都市へ。トルコはファイナルファンタジーのモデルにも選ばれたことがあるらしいし、何だかカッコいい名前の場所が多い。
地下都市は非常に涼しく、狭かった。頭がぶつからないようにうまく歩いたけど、何回か頭をぶつけてしまった。一方でちか(奥さん:以降「ちか」)のスイスイ加減が素晴らしかった。私に「かんちょう」をされた一回以外は頭をぶつけなかったらしい…
ここはトルコ人が迫害にあった時に使われた防空壕のようなものらしい。
洞窟レストラン
洞窟レストランで壷焼きケバブを食べた。
初めてトルコでおいしいものを食べれた気がする…
また、洞窟の中という雰囲気もよかった。
ここではカッパドキア名産のワインを頂いた。カッパドキアは葡萄の産地らしい。飲みやすいワインを飲むことが出来て幸せ。少し眠くなった。
ちかは案の定飲んだ直後は元気になり、しばらくたつと寝ていた(ちかは酒に強くない)。
絨毯工場
絨毯工場ではトルコの伝統的な絨毯織を見せて頂いた。
絨毯工場は工房+学校のようになっていた。工場で学んだ後は、家に帰って内職ができるようになるらしい。食べ物が育ちにくいカッパドキアでは、女性は絨毯織、男性は陶器作りができないと結婚ができない。ニートは結婚できないということか…
絨毯工房でのパフォーマンスは素晴らしく、空飛ぶ絨毯やら、投げると色の変わる絨毯やら、さすが絨毯の専門家という感じ。見ていて楽しい。
ちかがトルコ絨毯を着ている。
ちかは出発前にトルコ絨毯に難色を示していたんだけど、実物を見たら気に入ったようだ。ただ、値段に難色を示して、最終的には諦めた。小さいサイズでも5万。研究室の同期は「みんな買った」と言っていたけど、本当に買ったのだろうか…
4WDで世界遺産を走る
カッパドキアでは4WDに乗って世界遺産を走り回った。
かなり運転が荒く、何回もアップダウンを繰り返し、何回も崖から落ちそうになった…
カッパドキアの渓谷はどうやってできたのだろう。とっても不思議。パムッカレと同様に、カッパドキアも徐々に削れていっていて、私が寿命を迎える頃にはなくなってしまかもしれないらしい。
ここでも「私のボキャブラリーの欠如」は依然として猛威を振るっているが、カッパドキアの雄大な自然は凄かった。
4WDから降りるとこの旅初のトルコアイスをもらった。本当にぐねぐねと練り回している。結構おいしい。
1つ1トルコリラのポーチを見つけた。実は地下都市で、ちかは同じものを値切って買っていたが、それが13個21トルコリラだった。つまり、値切りには負けていたわけだ。
ちかは具合が悪くなってしまった。その具合の悪さは一目見たらスグにわかるほどで、ホテルでは色んな人に心配されていた。理由は8リラ負けたことなんだけど。
洞窟ホテル
洞窟ホテルは汚い防空壕みたいなイメージだったんだけど、豪華でおしゃれなホテルで、部屋から見えるカッパドキアの景色は綺麗だった。
中身だけでなく景色も素晴らしいという点では、日本を含めて今まで泊まったホテルの中で一番感動したホテルかもしれない。
夕食もおいしく、日本で行った伊東のきらの里と同様にもう一度泊まって見たいホテルだった。一緒にお風呂に入った後、エスカップを飲んで爆睡したちかは元気になり、元気に夕食を食べていた。
3年後のあとがき
トルコの自然遺産を回った一日。ツアーということでほとんど中身はHIS任せなところがあったんだけど、本当に毎日が楽しかった。「ツアーは自分の行きたいところに行けないし免税店ばかりでつまらない」とかよく言うけど、質のいいツアーだと、自分がまったく予想していない旅のワクワクに出会えてスゴく楽しい。
良いツアーに巡り会えるかどうかは、運なのかもしれないけれど…
次はカッパドキアの気球編
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