今回はChromebookを買ったというお話。
Chromebookはブロガーとミニマリストに特におすすめのパソコンだった。
ノートパソコンを買うことにした
先月に子どもが産まれてから、色んな人が遊びに来てくれている。それ自体は嬉しかったんだけど、一つだけ困ることがあった。それは、私の大事なPC作業スペースがなくなってしまったということ…
私たちの家には一つしかテーブルがなくて、ご飯を食べるところと私のデスクトップPCを置くところが一緒だった。2人しか住んでなかったし、今まではそれで十分だった。だけど、色んな人を迎え入れるためにはしばらくの間は(なんと約3週間も!!)、でかくて邪魔なデスクトップPCにはどいてもらわないといけない。
ブログを書きたいのに、PCを出せない…
しかし、嘆いてばかりの人生は無意味なので、ここは機会と捉えて「どこでもいつでも作業ができる環境!!」を再構築してみることにした。つまり、ノートパソコンを買うことにしたんだ!!
Chromebookにした理由
まずは価格ドットコムで、今どんなノートPCが売れているのかを市場調査をしてみることに。予算は7万円くらいを考えていたんだけれど、「できるだけ安いのが良いなー」と思うのは当然のこと。
カカクコム限定モデルとかが人気だったけれど、とっても気になる商品を見つけてしまった。
先に言ってしまうけど、これが今回購入したChromebook Flip C100PAだった。
まるでMacbook Airのような外観
写真を見た瞬間にピンときた。
「これ…スタバでドヤってるやつに超似てる…」
はい、それはMacbook Airです。
正直Macbook Airも一瞬は考えたんだけど、Mac製品はスペックと値段が吊り合わない気がするし、ブランド価格が大いに含まれている感じもしていて、もう買いたくないなーって思っていた。かっこいいから欲しいけど、貧乏人には厳しい…
だけどこのChromebook Flipは、まるでMacbook Airのような外観だった。
買ってみて、触ってみると、アルミデザインは3万円台とは思えない高級感で、リンゴのマークがついていないだけで本当にMacbook Airみたい。所有欲を満たしてくれる最高のデザインで、作業をするのがより楽しくなってしまっている。
ものすごく夢の広がるデザイン(ミニマリストにもおすすめ)
さらに私の小さな物欲を刺激したのは4styleになる形状だった。
モニターが360°も回転するから、タブレットとして利用することだってできる。890gとめちゃ軽だから、持ち運びも苦にならなそうだと思った(ちなみに11インチのMacbook Airは1080g)。
実際に購入してしばらく使っているけれど、ものすごく軽いんだこれ。軽すぎて扇風機に飛ばされるんじゃないかと夏場は心配になる。
ごめんなさい。ちょっとだけ嘘つきました。
360°まわるという変態的なデザインで、「便利と見せかけてタブレットとしては使いづらいんじゃないの?」っていう不安もあったけれど、キーボードも思ったほど邪魔にならんし杞憂だった。タブレットモードにすると自動でキーボード入力はOFFになってくれた。
テントモードという聞き慣れない置き方もできる。スタンドさせる感じ。
最初は使いみちがわからなかったんだけど、料理しながらメニューを見るときとかは狭いスペースに立てたくなるので結構便利だった。あと、自分のお気に入りのキーボードをときどき使いたいって人にもいいかも。
さて、この商品には物欲がわいた。なぜここで私の少ない物欲が刺激されたかというと、それは「タブレットiPadとデスクトップMacをなくせるのではないか?」という断捨離精神からだった。断捨離好きにとって、1つのものを買って、2つのものを捨てられること(つまりトータルでマイナス1だ!!)はこの上ない喜びになる!!
ちなみにiPadとMacはヤフオクにて高額で売却できました。捨ててはないので、断捨離ではなく断売離でしょうか。
価格が安いのに起動が早い(ブロガーにも良いのでは)
次に目を引いたのは価格だった。3万円程度と安価ながら、そこそこのスペックを持っている。ChromebookはWindowsやMacとは異なりChrome OSというGoogle独自のOSを使っていて、簡単に言うとWindowsやMacよりもできることが限られている。
だけど、できることをシンプルにしたおかげで起動がものすごく早い。実際、電源ボタンを押してから作業し始めるまで、5秒くらいしかかからなかった。しかもWindowsだと何年か経つうちにどんどんと遅くなっていくけれど、Chrome OSだとそういうことはないんだそうだ。今まで家にあったMacは1分はかかっていたし、会社で使ってるWindowsは動作が安定するまで3分くらいかかる…
これはすごい魅力的なことだった。
思いついたときに、すぐに調べたり書いたりできてしまう。まるでスマホの電源をつけるようなノリでPCの電源をつけて、すぐに調べられる… 今までだったら、「これ調べたいな」と思ってMacの電源をつけるけど、ブラウザを開く頃には、「あれ、なんでパソコンつけたんだっけ?」とかいうことが多かった。
これはブログをよく書く私にはとっても魅力的だった。そして最近もの忘れが激しい私にもとっても、嬉しいことだった…
Chromebookを買う前に不安だったこと
もちろん初めてのChrome OSという「WindowsでもMacでもない変なもの」を買うことに対しては色んな不安があった(だからこそ新しい物へのワクワクはあったけど)。
だけど、1週間ほど使っている今となっては、どんな不安があったかさえ忘れかけている。
ここでは私が不安に思っていたことをメモしていこう。
画像編集ができないのではないか?
私には十分なほどに出来た。「Photoshopないの? 無理だわー」って人でなければ、多分大丈夫だと思う。画像編集にはChrome拡張であるこれを使っている。
正直に言ってできることが多すぎて、どうすれば「機能が足りん…」と不満になれるかはわからない。
ただ、複数の写真を一括で編集する拡張アプリはまだ見つけられていなくて、今まで写真に入れていた「KyoChika」というマークは入れられなくなった。もちろん一枚ずつ入れることはPixlrでできるけど、めんどくさいしもうマークは入れないことにした。
Amazonプライム動画が見れないのでは?
見れた。最近Amazonプライムファミリーに登録してお急ぎ便が無料になったりおむつが安くなったりして喜んでいるんだけど、その中に「Amazonプライム動画が見放題」というのもあって、スラムダンクとか孤独のグルメとかをのんびりと見ている。テレビ断捨離しちゃったから持って無いし(テレビを捨てた際の記事はこちら)。
Chrome OSだと見れない動画サービスがあるって聞いたんだけど、Amazonプライム動画はちゃんと見れたので安心した。
キーピッチが狭すぎて打ちづらいのでは?
これはChromebook全般ではなく10インチのChromebook Flipだけに言えることなんだけど、全然苦にならなかった。ちなみChromebookはこれ以外にも山程出ていて、アメリカだとWindowsよりも売れているらしい。これマメです。
もともと会社のPCがLet's Noteで12インチだし、MacBook Airの11インチモデルをヨドバシで触ってみたけれど、Chromebook Flipも主要部分(ローマ字部分)はそんなに変わらんかった。
価格が安いWindowsも増えてきた
デザインと基本性能の高さでChromebook Flipに惹かれたけど、最近は3万円台のWindows PCも増えてきている。
Chromebook Flipと同じASUSが作っているこれとかだと、今書いている現在(16/4/17)では3万円以内でWindowsのパソコンが買えちゃう。
同じ値段でWindowsが買えるなら、色々とデスクトップアプリケーションが充実しているWin PCを買ったほうがなにかと安心かな… とか色々考えて悩んだ。
だけど、
「色々できるけれど、起動も処理も遅いぜ!」っていうWindows PCよりも、
「できることは最低限だが、起動も処理も爆速だぜ!」っていうChromebookのほうが
個人的には魅力に写った。これは人によって大きく分かれると思うけど、安定志向の人にはWindowsが良いかと思う。周りの目線を気にする人はMacが良いかと思う。
なんだか関係各所から怒られそう。
Chromebookを買ってからiPadとMacを断売離した
と、こんな感じでChromebookに不満は持ってないのが正直なところ。
音楽をバックで鳴らしながらブログを書いたり、動画を見ながら調べ物したり、ときどき画像編集する程度の自分にとってはChromebookで十分だった。きっと動画編集や音楽制作をする人には物足りないというか、無理なパソコンな気はする。
幸運なことに私のパソコンの使い方ってとても基本的なことだったらしいので、Chromebookでものすごく満足できてる。ということで、MacとiPadはヤフオクで売却することにした。
Mac miniさん、iPad Airさん、今までとってもお世話になりました。
Chromebookさん、これからよろしくお願いします。
ケースはこれにした。驚くほどにぴったりサイズ。
一回小さすぎるのを買って失敗したのは内緒だけどねっ