最近、「あ、今からどっか行きたい」と思うことが多くなりました。
特にその気持ちが爆発するのが、華の金曜日に定時帰りしているとき。帰り道に駅を通ると、「このまま目的地を決めずに電車に乗って、最終列車がなくなった駅で降りて、格安ホテルやネカフェに泊まりたい」と思うのです。
ただの移動でも良い
「贅沢なんかいらない。ただ、移動したい。寝心地の良い家の布団じゃなくて、平べったい真っ黒のマットレスの上で、染み付いた天井を見たい」
改札の前で足を止めて、どうしようかと考えて、
「やっぱりやめるか。(青春18きっぷも終わったことだし)」
と家路に着く。そんな毎週を繰り返しています。
その改札をくぐれば、世界が変わるかもしれないのに。
土曜の朝になると焦りだす
そんな「うずうずとした気持ち」を抱えたままに床に就くと、翌朝は別の感情が生まれます。
「朝だ。早く旅に出る決断をしなければ。昼になったら遠くへは行けない…」
そう。焦りです。もう「トラベルジャンキー」です。横文字はカッコ良くてうさんくさいので「旅行中毒者」と名乗っておきます。
どこが良いだろうか。何で行くのがいいだろう。
でも、来週には別の旅の予定があるし、あんまりお金はかけたくない…
「自転車で琵琶湖を一周しようか。ママチャリで」
なんて考えながらニコ動を見ていると、いつのまにかに昼が来る。そうしてまた家でニートする休日を迎えることになる。
どっか行きたいけど、最初の一歩が踏み出せないんですよね。何なんだこれは。
思い立った時の旅はおもしろい
「目的もなく旅に出るのって、大丈夫なの?おもしろいの?」
って思いがちなのですが、行き当たりばったりの予測不可能な旅っていうのは、実は最高におもしろいです。 特に深夜の旅っていうのが最高にいいです。
わかっているのに、踏み出せない。何なんだろうか、この気持ちは。鬱か。うつなのか。葛藤か。
楽しいと思うし、やりたいと思ってるのに、やれないときってありますよね。僕はそれが毎週のように訪れているわけです。
このブログを書いてる現在、土曜の朝10時を回り始めました。「さっさと家を出ろよ」って感じですよね。どうしよっかなー
焦って来た。どっか行きたいな。こんな時は、自分を外へ連れ出してくれるような強い影響力を持った人が現れればいいのに。他力本願ですね。
きょーちかは家を出れたのか。こうご期待しないでください。
とりあえずツタヤにBlu-ray返しにいこう。