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夫婦トルコ旅行|イスタンブールを路面電車でグルグルするのが楽しかった

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学生時代に、当時の彼女(今の奥さん)と行ったトルコの旅行記。旅先で記録していたEvernoteの日記に添えて、今の気持ちを「あとがき」として書いていこう。

はじめから読まれたいかたはこちらから。

 

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夫婦トルコ旅行の2日目|イスタンブールを路面電車で散歩する

アブダビ空港(アラブ首長国連邦)

飛行機内ではほとんど寝れないまま、トランジットであるアブダビ空港へ着いてしまう。ケツ痛い。

 

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アブダビ空港はさすが石油国という感じの内装で、テレビで見るような白い装束を着た人たちが本当にいた。アニメだけの世界だと思っていた…

 

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案内板に書いてあった見慣れない蛇のマークと宮殿のマークを目指して旅に出るも、目的の場所が見つからない(ちなみに蛇は「医務室」、宮殿は「お祈りの部屋」らしい)

仕方なしに、座っていいのかもわからない非常に高級なソファに吸い込まれ包まるようにして惰眠を貪ることにした。

 

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ふだんはワインを飲まないけど、機内では必ず飲んでしまう。何でなんだろう。

 

 

アブダビからトルコに向かう飛行機では、A lucky one(邦題:一枚のめぐり逢い)とA thousand words(ジャックはしゃべれま1,000)という映画を見た。

 

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小さい頃に見た、グースとかスタンドバイミーみたいなカントリー調の映画で、特にA lucky oneの世界観・風景は良かった。

自分はどんな父親になるのだろうか、とか、そんなことを考えさせられる映画だった。

 

A thousand wordsはコメディ調で面白かった。あと、とても素敵な言葉があった。ストーリーには全く関係ないエキストラの言葉がだったのだが、その言葉を聞けただけでこと映画を見て良かったと思えた。

 

 

ふだんは飲まないワインと同じで、いつもはまったく見ない映画なのに、海外へ行く際の機内にいると見てしまう。いつもと違う場所にいることで、いつもと違う時間を過ごしているのかも。

 

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イスタンブールに着いた。

 

アヤソフィア

イスタンブールに着いてからは、アヤソフィアというキリスト系の協会を回った。

その前に、早速同じツアーの子どもが一人迷子になった。

 

他のツアー客は、「子どもなのに一人で泣かないで偉い」とか、「一人で行動できて凄い」とか言っていたけど、おいていかれたのならともかく、自発的に迷子になったのなら偉くも凄くもないのではないかと思った。もう10歳こえているんだから。

 

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アヤソフィアは500年代に、たった5年間で作られた教会で、以後1000年間は世界で3番目の人口の建造物、世界一の教会だったらしい。

 

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ちなみに建造物はピラミッド、万里の長城の順に、教会ではスペインに世界最大のものができたらしい。ピラミッドが万里の長城より大きいとは驚き。もしかしたら高さだけの話なのかもしれない。

 

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アヤソフィアでは壁に手を入れて願いを叶えながらぐるりと回すというものがあった。

 

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並んでやってみる。腕がちぎれるくらいに本気で一周させたので、後ろの外国人に「Funky!! Crazy!!(うろ覚え)」みたいな感じで褒められた。

 

地下宮殿

アヤソフィアの後は地下宮殿へ向かう。

 

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ここは貯水庫として作られた地下建造物であり、また宗教的な施設でもあった。確かメデューサは異教の象徴であり、それを潰すようにして柱を立てる、という意図だった気がする。

 

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歴史的背景はともかく地下宮殿は美しく、泳いでいる魚に癒された。魚、飼いたいけどきっと死んでしまうんだろうな。

 

海の見えるレストラン

早めの夕食ではリカという葡萄酒を飲んだ。

 

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水を入れると青から白に変わるらしいが、何故か透明の状態ででてきて少し微妙な印象。再チャレンジをしてみたいと思う。

 

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ご飯自体はまあ普通。

 

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同じツアーのおばさんがよく話すという印象だった。

 

トラムで散歩

ホテルに戻ってからはシャワーを浴びてトラムという路面電車に乗った。海外に来たら、電車に乗りたくなる。身近な電車というものは自国との比較に使いやすいと思うから。

 

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観光客はどこで降りるのか、何系の人が多いのか、電車の本数は多いのか、バイオリン弾きは乗っているのか(パリにいた。聞いてるとお金請求される)。市として、国民性として、他国との関係として、色々感じられると思う。

 

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ちなみにトラムは距離制ではなく回数制で、どこまでいっても料金は変わらなかった。パリも確か同じだったと思うけど、単純な料金制度で利用できるのは、観光客としてはとってもありがたい。

日本も東京メトロや大阪市営地下鉄くらいは回数制にしたほうが、グローバリズムを計れるのではないのかと思った。あと、地方から都会に出てきた「電車に惑う人」も救えると思う。

 

チャイナタウンのようなスーパー

トラムでは目的地があったわけでもなく、旧市街と新市街をつなぐ橋を渡っただけですぐ折り返した。元の駅の近くに戻って、スーパーを探す。しかしスーパーがなかなか見つからなくて途方に暮れ、あきらめかけた頃にちか(奥さん:以降「ちか」)が見つけてくれた。頼りになると思った。

スーパーはフランスのチャイナタウンにあったスーパーに似ていて、あまり目新しさはなかった。

 

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ホテルに帰りシャワーを浴びて早めに寝る。ちかは洗濯をしてくれていて、私は地図を見ていた。ちかは前に私のことを、「海外でも迷わず移動できることがスゴい」と言ってくれていたが、このようにちかのサポートがあるから、地図を読む時間があるのだな、と気づいた。

ただ迷わないことに関して誇らしく思うだけでなく、ちかに感謝をしなければならないと思う。

 

3年後のあとがき

この10日間のトルコ旅行は国内をぐるっと回るようなツアーで組まれていて、初日と最終日がイスタンブールだった。旅行記内にも書いたけれど、イスタンブールにはトラムがあるおかげで、とっても観光がしやすい。

パリではじめて海外の列車に乗ったけれど、それ以来、外国に行くと列車に乗るのが楽しみでしょうがない。国内でも青春18きっぷの旅をたくさんしているけれど、やっぱり私たちは列車が好きなんだと思う。

 

 

次は木馬で有名なトロイ編

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