問題:こちらの中央には何が写っているでしょうか
答え:本文にて明かされます。それではどうぞお楽しみください。
小倉駅から門司港駅までの20分
前回は小倉駅で商店街を巡ったり、揚子江の肉まんに感動したりしていたのだが、せっかくなので小倉近くの代表的な観光地「門司港」に行ってみることにした。ちなみに門司港は「もじこう」と読む。到着して駅のふりがなを読むまでは読み方がわからず、仕方なしに「もん つかさ みなと」と検索して頑張っていた。
余談だが、門司港駅へと向かう鹿児島本線の座席シートはもの凄くビビットであった。目が痛い。20年前のポケモンなら「ポリゴン効果」と呼ばれていたに違いない。
福岡・門司港レトロ観光
古くから貿易の起点とされていたことから文化が深いところであり、町中にはレトロな建物が並んでいた。
北九州市旧門司三井倶楽部というオシャレな洋館では、ハンドメイド雑貨が飾られていた。ここの二階には過去にアインシュタインが泊まったらしく、いくらかお金を払えばその場所を見学することができる。あまり興味はないので、ハンドメイドだけを見て三井倶楽部はあとにすることにした。
なんだか倶楽部って漢字で書くと悪いことを企んでいそうな気がする。
名物らしいバナナの叩き売りもやっていた。広場で行われる参加型のイベントであり、売りたければ実際に販売指導を受けて、その場で売れるらしい。ただ、シルバーウィークだというのに閑散としていたので、ちょっと今後が不安になった。
関係ないけど、ここの人たちも「門司港ばなな倶楽部」という倶楽部を名乗っていた。何だか悪いことを企んでいそうな気がする。
紙芝居は大盛況だった。
この紙芝居のおじちゃんは、紙芝居を続けることよりも集客をすることに熱心であって、目の前を観光客が歩いていると
「おや!にいちゃん(おねえさん)!また会ったね!さてや、さてやと見ていって」
と集客に走り、紙芝居は幾度となく中断されていた。まるで既存ユーザーを大事にしないDoCoMoのようなオヤジだと思った。あいつは社外からくるやつばっかにキャッシュバックを与えて、機種変更のやつらには高い金を要求する。好きになれない。
(歩き疲れて休憩するの図。足の形が不自然)
ここの広場ではもう一つのイベントが行われていた。冒頭の写真である。
ということで、答えは「猿回し」。もの凄い疾走感が出ている。そしておじさんの顔がかなりカッコいい。
焼きカレーは外さない
門司港観光で外せないグルメと言えば、焼きカレー。
駅には焼きカレーMAPなんてものまでもが用意されている。見ての通り、駅前には焼きカレー屋しかないような状況。
写真に写る、すべての建物が焼きカレーを販売している。それでも並ぶのだからスゴい。ここら辺で働いている人はコンビニくらいしか食べるところはないんじゃないだろうか…
ということで私たちも食べてみることにした。
この、オシャレな店で。
鉄板ナポリタンというのも頼んでみた。味は普通。
焼きカレーも、割と普通。食べログとかで調べずに勘で入ったんだけど、これは失敗だったかもしれない…
でも、チーズを乗っけたカレーを焼いたものだし、大きく外れることはなくおいしかった。なんというか予想通りの味だった。メガネをかけた真面目な優等生タイプみたいな味だった。
それにしてもオシャレな町だな…
門司港は位置的には九州の最北端であって、歩いて本州(山口)まで渡ることもできる。
コンパクトに観光できる場所が詰まっていて、歩いてまわれる観光しやすいところだった。今回は載せてないけどお土産屋さんの集合施設みたいなのもあって、短時間から半日くらいまで、自分のペースで回れるのも良いポイントかも。
次回はレンタカーを借りて博多まで行った話になると思う。博多は夏前からずっと焦がれていた場所で、それだけに感動は大きかった。ぜひとも次回もお読みいただければ。そんでは。