問題:きょーちか夫婦は何件ハシゴしたでしょう?
答え:実際そんなでもないんですが、答えは本文で明かされます。お楽しみに!
ピンクなお店がたくさんある天文館通り
指宿温泉で砂に埋もれていた前回の旅行記。その後は鹿児島市内のホテルを目指しました。今回のホテルは、鹿児島市内でも有名な繁華街「天文館通」近くの法華クラブ。法華は「ほっけ」と読むらしい。おいしそう。
天文館通の界隈はピンク系のお店も多いんだけど、家族連れやカップルが多かったので、黒服にーちゃんたちは最高に暇そうでした。
なぜか九州のアーケード型繁華街には、必ずといっていいほど明るい風俗街がありました。何なんだろう、あれは。しかも、古風な感じがにじみ出ている(って27才の風俗未経験者が言うのもなんなんですが)。
そんな黒服にーちゃんたちを横目に見つつ、居酒屋に入って鹿児島グルメをいただきます。
まずは地鶏のたたきに、
黒豚のスペアリブに、
さつま揚げ。
「どれもこれも、ウメェ…」
今回が二回目の九州旅行なのですが、変わらず思うのが「鹿児島の食材と郷土料理がウマ過ぎる」ということ。特にさつま揚げは違う。普段食べているのもおいしかったはずなのに、鹿児島のを食べると、
「え!?私の食べてたさつま揚げは何だったの!?」
ってくらいにウマいです。それはもう「え!?私の年収安すぎ…!」の広告並みの衝撃です。
スペアリブも味が染み出るし、たたきも歯ごたえと甘みが最高だし、鹿児島は一つ頭が抜きん出てウマい。
天文館むじゃきでしろくま食べるクマー
まずは居酒屋で腹ごしらえをしたら、別腹でデザートを食べにいきました。
鹿児島のデザートといえば、もちろん。
「フルーツどっさりでミルク味のかき氷」
という文字列だけでは表せない、このおいしさ。
「どうせかき氷でしょ」
そんな幻想を打ち砕くほどの、おいしさ。数々の文豪たちをうならせた、このおいしさ。全米が泣いた、しろくまのおいしさ。とにかくおいしい。そんなしろくまを
片側から攻めまくってみました。しろくまおいしかった…
「あまいものは別腹」とかいうのはデブの戯言だと思っていたのですが、「しろくまは別腹」でした。
食後はパチンコ屋でトイレを済ませます。なんでパチンコ屋のトイレってあんな高級ホテルみたいに豪華なんだ…
やらぬ後悔とやる後悔(?)
しろくまを食べて、満腹のお腹をさすりながらホテルへと変える途中のこと。
夫「しろくまも食べて満足だねー!」
妻「ねー!」
なんて話しながらも帰っていた時のこと。目の前に、気になる建物を見つけたのです。
鹿児島ラーメン「豚とろ」。そそる名前。何だかわからないけど、もの凄く惹かれている自分たちがいる。だけど、もう居酒屋にも行ったし、デザートも食べたし、何よりお腹がいっぱい。
ここで食べても、きっと明日の胃がもたれちゃうし、素直にホテルへと帰りました。
帰りました。
帰ったんです。
でも、あの時のラーメンが、気になってしょうがない。
ここから、私の中で、葛藤がはじまった。
悪魔の私「食べたいなら食べればいいじゃん」
天使の私「いや、もうお腹いっぱいだし」
悪魔の私「でもさぁ、ぜったい食べたいでしょ」
天使の私「そうやって一時の誘惑に惑わされてもね。食後に後悔するのはわかってんだよ」
悪魔の私「何大人ぶってんの?いつからお前は、そんなツマンナイ大人になったの」
天使の私「もう27なんだよ。お前もわかれよ」
悪魔の私「つーかさ。『食べログ』でラーメン屋を検索しながらそういう話するの、説得力ないからやめてくんない?」
天使の私「・・・」
天使の私「うっはwwwめっちゃうめぇwww」
悪魔の私「ギョウザまで食ってんじゃネェよ・・・!!!」
トロトロ・こってりとしたスープに、中太の麺。麺を持つ箸が止まらない。スープを飲むために顔へと近づけた器が、どんどんと傾きを増していく。こってりとしていながら、サッパリとした後味。
ネギがタップリと乗った水餃子も、またウマい…
やらぬ後悔とやる後悔。同じ後悔ならば、私はやる後悔を選びたい。でも、今回の件に限って言えば、やった先には後悔などありませんでした。ラーメン屋「豚トロ」。鹿児島に来たらぜひ。
さて、鹿児島を食べ歩きをしまくった今回の旅行記ですが、次回は宮崎へと移動します。また次も楽しみですね!そんではー
今回のお宿
- ホテル法華クラブ鹿児島
- アクセス:鹿児島中央駅や繁華街天文街から徒歩圏内の好立地
- 価格:4000円から
- ポイント①:朝ご飯がとにかくウマイ!ぜったいつけること!
- ポイント②:繁華街から近いので夜ご飯の観光が便利過ぎる!
- ポイント③:大浴場がおしゃれで清潔で大満足だった!
今回の旅先