モアイなどの宮崎観光地を満喫した前回の旅行記。その後の私たちは、ホテルを取っていた宮崎市内へと車を転がせます。
ピンクが明るいアーケード
きょーちか夫婦が泊まるホテルは、宮崎駅から歩いて15分くらいのところにある、ビジネスホテル林荘さん。
あとでも書きますが、ここはかなりおすすめのホテルでした。すぐ近くの場所にはアーケードが続く繁華街があり、夕方に着いた私たちは早速、町へと繰り出します。
ちょっと人が少ない時の写真ですが、夕飯時になればけっこう人はいました。
さてさて熊本も鹿児島もそうだったのですが、やっぱり九州のアーケード街は明るいところに風俗が多いです。これが東京だったら、もう少し暗い路地裏で怪しげな雰囲気でやってると思うんですよね。
ただ九州は違う。キャバ嬢の顔がアーケード街のあらゆる壁に「ドドーン!」と貼ってあるのです。しかし、その隣には、個人経営の婦人服のお店があったり。このアンバランス感が、この非日常感が、いつもと違う場所を旅してるんだなって感じになります(変なツボだけど)。
なんじゃこら〜〜〜〜〜大福はマジでウマい
アーケード街を歩いていると、目的のお店に辿り着きました。
お菓子の日高です。宮崎では知らぬものはいないと言われるお店。ここで有名なんが、「なんじゃこらーーーーー大福」です!
ふざけた名前。だけど、これが本当に「なんじゃこらーーーーーーー」ってくらいにうまいんです。
食べる前は「所詮は大福でしょう・・・(フッ)」くらいに思っていたのですが、とんでもない。あんこと中のフルーツの酸味が、いいんです。モッチリとした皮をかぶりつくのが、いいぃんです!白い粉で服が真っ白になるくらいにかぶりつくのが、いいーーーーんです!こらーうまい。
居酒屋でお夕飯
またアーケードをブラブラと歩きながら、今度はお夕飯の場所を探します。パラパラとしかいなかった人が、いつのまにやら居酒屋さんに吸い込まれていく。そうしていつのまにやら、お店は満席に。あれよあれよと二軒の居酒屋さんにフラレてしまいました・・・
こうやってお店を探しているときに満席でフラれると、凄い悲しい気持ちになります。
「きっとおいしいお店だったんだろうな・・・次に出会うお店は、今までのところよりおいしくないんだろうな・・・」
「さっきの(混んでる)お店よりも、きっとおいしくないんだろうな・・・」と思ってしまう。そういう気持ち、わかってもらえるかなぁ。で、でも。
二軒の居酒屋にフラれた私たちを迎え入れてくれたあっぱれ食堂さんのご飯は、どれもこれもおいしかったです。特に、こだわりが見られる「宮崎野菜コーナー」が凄くいい。
こちらは「宮崎産の巨大シイタケの味噌揚げ」
こんなに肉厚のしいたけは初めてで、天ぷらのサクッとした食感、シイタケのふんわりとしながら歯切れのいい弾力、大葉と味噌の香りの良い甘さ。何をとっても最高の一品でした。
観光地に行くと、どうしても郷土料理に目がいってしまいます・・・でも、最近思うのは、「その地で採れるおいしい野菜を食べてみたい」ということ。珍しい郷土料理もいい。だけど、「普段食べているシイタケのはずなのに、宮崎のシイタケは何でこんなにウマいんだ!」っていう体験もまたいいんですよね。
肉や魚は旅先の目的になるのに、野菜が目的にならないのはおかしいですよね!これからは地方の野菜もドンドン食べていきたい。そう思った今回の旅行記でした。次回は大分へ向かう道中のお話です。今年、遂に大分ー宮崎間の高速道路が開通したんですよ!お楽しみに。そんではー
今回のお宿
- ビジネスホテル林荘
- アクセス:宮崎駅から徒歩15分
- 価格:2000円から
- ポイント①:2000円というまさかの安さなのに、清潔感があって応対も親切!
- ポイント②:安いのに、駐車場まで無料とは!
- ポイント③:繁華街から近いのでご飯に便利!
今回の旅先
- なんじゃこらー!:お菓子の日高
ご飯も食べれる居酒屋さん:宮崎風土 あっぱれ食堂 - 宮崎/郷土料理(その他) [食べログ]