猟師という姿に興味がわく!だけど、『生き物をしとめること』と同じくらいに『銃を持つことへの抵抗感』が大きくあったんです。
猟師になるということ
前回に引き続き北尾トロさんの『猟師になりたい』を読んで考えたことをまとめています。
猟師には実は4種類あるのですが、作者の北尾さんは『空気銃を使った猟師』になりました。
猟師の種類
猟師になって動物を穫るためには免許が必要になるのですが、免許には4つの種類があるのです。
- 網猟免許・・・網を使う
- わな猟免許・・・罠を作ってつかまえる
- 第一種銃猟免許・・・散弾銃などの装薬銃で猟をする
- 第二種銃料免許・・・空気銃を使って猟をする
作者は第一種銃猟免許を取ったのだけれど、まずは空気銃を使って鳥を狙った猟を始めました。
余談:猟師になって銃を持つのは簡単です
話はちょっとずれますが、猟師になると言うことはもの凄く『簡単』なことなんだそうです。どれくらい簡単かというと、丸一日の講習会を受けたらスグ試験。ほぼ落ちる人はいない、というもの。つまりは受ければ受かります。そんな物らしいです。
また、銃を持つっていうのも手続き自体はめんどくさいけど、障害は特にありませんでした。私も平日の休みが取れれば、スグにでも銃は持てそうです(費用の問題はあるけど・・・)。なんだか日本にいると銃とは無縁の生活のように思えますが、意外と簡単に持ててしまうのですね。
銃を持つことに対する抵抗感
猟師という姿に興味を持ったものの、私はどうも『銃を持つこと』には未だ大きな抵抗感があるのです。その抵抗感が強過ぎて、『受ければ受かる』と言われている猟師の免許を取りにいくか、悩んでいます。踏ん切りが付かない。
別に銃を撃たない猟師になることだって可能なのですが、少なくとも今回読んだ本だけではそういった猟師はあまり歓迎されていなそうな感じがありました。空気銃を持つ作者も、『なんだ散弾銃じゃないの・・・』とよくガッカリされるそうですが。
誰もがそうだと思うのですが、銃を持っている姿というのはまったく想像がつかないんですよ。猟師になるっていうことだけでもまったくわからないのに(情報が少な過ぎる)、それに加えて銃っていうのは。わからな過ぎて、二の足を踏んでしまう。
ここら辺が『日本の猟師が減り続けて深刻な社会問題になっている』原因の一つでもあるなぁと思ったところで、興味は持ったとしても実際にどんなことをしているのか、まったく情報が入ってこないんですよね。県のホームページも古代かと思っちゃうような古いやつしかないし・・・『猟師に関する情報』って実はもの凄く求められているのかもしれません。
あ・・・それを自分が作れば、良いのかな・・・それが猟師になることへのモチベーションになるかもしれない。早めに『銃ではない罠猟師』の本『ぼくは猟師になった』も読んで、猟師に対するモヤモヤをはらさないと!そんではー