古き時代の日本を思わせる懐かしい保存地区『奈良井宿』で観光をしていたきょーちかですが、お昼ご飯を食べようにも中々いいお店が見つかりませんでした。信州だからか蕎麦の店ばかりだし・・・私は山賊焼きが食べたいのです。
源流の里きそむら
ということで思い切って奈良井宿を飛び出して、山ん中の道を適当に走って飲食店を探します。不安でしたよねぇ。時間はすでに2時過ぎ。田舎の山ん中だからお店は見つからないし、その上に時間が時間だけにやっていない可能性も高く。もしかしたら餓死するんじゃないかと思ったほどです。
ですが出発からものの5分。何の苦労もなく、すぐに良さげなお店を発見しました。
道の駅 木曽川で山賊焼き定食(800円)
奈良井宿の目の前にも道の駅はあったのですが、そこから5分ほど走っただけでまた道の駅に出会ったのです。それが『道の駅 木曽川』。奈良井宿の目の前の道の駅よりも大きくて地のものがたくさん置いてありました。いいですねぇ。
そこで食べたのが山賊焼きです。山賊焼きとはニンニクと醤油で漬け込んだ鳥の一枚肉をサクッと揚げたおいしいもの。唐揚げとは違く、どちらかというととり天に近い食感ですね。だからカリッとではなくサクッとしてます。塩尻・松本(長野の中央)の郷土料理です。
一緒に注文したもつ煮込みも美味でした。
生姜が効いてて身体があったまる・・・今年は暖冬と言われていますが、やっぱり長野は桁違いに寒いんですよ。(正直この時は長野に来たことを少し後悔していた。寒過ぎて)
長野の野菜は『本当に』安い
山賊焼きを食べた道の駅 木曽川から車でさらに30分ほど進むと、また次の『道の駅 木曽福島』が現れました。道の駅密度が高すぎです。
コンビニも多い場所だからトイレのために置いているってわけでもなさそうだし、何だか『助成金が出ているし道の駅って簡単に儲かりそうだわ』という安易な考えで作られていないかが不安になるほどの道の駅密集地帯。
にしてもお野菜が本当に安いんですね。
道の駅に置いてある野菜って、個人的にはちょっとガッカリする対象だったんですよ。何故かっていうと、『田舎は野菜が安いものだ』みたいな都市伝説を信じていたいんだけど、実際はそんなことなくて、売られているものって大体高かったんですよね。まぁ田舎は流通が弱いし、競争もないから当然の結果だと思うわけです。
だけどここ長野(少なくても木曽)に関しては、本当に野菜が安いんです。この時期だとレタスも白菜も1.5倍くらい払わないと買えないですよ。
『長野はお野菜がおいしい』という話は会社にいる長野信者の女の子に聞いていましたが、おいしいだけじゃなくて本当に安い物価で売られているってことに感動しました。
松本産のお野菜か・・・松本って都市としても発展してるし、野菜も安いし、意外といいところなのかもしれない。キャバクラ多すぎるけど・・・
道の駅で見つけた規格外のしいたけです。思わずスマホと比較しました。クレイジー。
次回は木曽にある秘境の温泉に泊まった話です。私たちも色んな宿に泊まってきましたが、今回奥さんが取ってくれた宿はかなりの『イレギュラー』なお宿でした・・・そんではー
アクセス
住所 :長野県木曽郡木祖村薮原163−1
最寄駅:JR中央本線『薮原』から徒歩3分
最寄IC:伊那ICから30分
入場料:無料